私事ですが、2019年9月末に晴れて公務員を退職し、アパレル店員になりました。
気づいたら公務員を退職してもう1年半経過してたんですね(怖い)。
本当に今更ですが、今回は私が公務員を退職してなぜかアパレル店員になった話をしたいと思います。
公務員からアパレル店員になる人間もなかなか希少なのでは?と我ながら思うので、今回はその理由も含めてお話ししていきたいと思います!
記事の内容
✔️どうして公務員を辞めてアパレル店員になったのか
✔️元公務員が語る、アパレル店員が天国だと思う理由
Contents
公務員辞めてアパレル店員になったら天国だった件
なぜアパレル店員になったのか
そもそもどうして公務員からアパレル店員という大きすぎる方向転換をキメたのか。
実は、特にアパレル店員にこだわりがあったというわけではないのです。
それよりも公務員時代は毎日眉間にシワを寄せて働いていたので、今度は自分が笑顔になれる仕事をしようと思ったんですね。
とても安直な考えですが、接客業だと強制的に笑顔になれるので「まあこれで良いかな」という感じでした。
公務員しか経験のない私を採用してくれた今の会社には本当に感謝しかありません(謝辞)。
アパレル店員になってみた感想
アパレル店員になってみた率直な感想は「天国か?」です。
新卒から5年半公務員しか経験したことのなかった私にとって、外の世界(民間企業)というのは不安要素がたくさんありました。
「やっていけるのだろうか」「元公務員ということで偏見を持たれるかも」
そんな私の不安は一瞬で吹き飛んでしまいました。
外の世界はこんなに素晴らしかったのか、、、そう思いました。
アパレル店員が天国だと思う理由
お客様が怒ってない
アパレル店員が天国だと思う最大の理由は、「お客様が怒っていないこと」です。
まあ、普通に考えて怒りながら服を買いに来る人の方が珍しいですよね。
ですが公務員時代は窓口や電話で対応するお客様は、大抵怒っているか機嫌が悪いか何か嫌味を言われるかという感じだったので、私にとって「お客様が怒っていないこと」は革命的だったのです。
公務員時代は酷いときには「●したろか!」とか言われていたので、お客様と楽しく会話が成立するアパレル店員はまさに天国そのものだと思いました。
お客様から「ありがとう」と言われる
公務員時代はお客様から怒鳴られたり嫌味を言われることはあっても、「ありがとう」と感謝されることはとても少なかったのです。
部署にもよりますが、税金や保険料を徴収する係なんかは「ありがとう」とは無縁の世界です。
アパレル店員になってすごく嬉しかったのが、お客様から「ありがとう」と言われることの多さです。
というか、もうほぼパーフェクトなんじゃないかと思うぐらい毎回「ありがとう」と言ってもらえます。
え、私、レジ打ちしかしてませんが?という感じなのですが、環境が変われば関わる人もこんなに変わるものなのですね(感動)。
みんな笑顔。私も笑顔。
お恥ずかしい話ですが、公務員時代はしょっちゅうトイレで泣いていました。
もともとメンタルもあまり強くないものですから、窓口や電話で怒鳴られたりしたらもうメンタルブレイクなのです。
それがアパレル店員になってから「職場で泣く」という行為を一度も経験していません(あまりに革命)。
それどころか、いつも笑顔で過ごせているし、周りの人たちもみんな笑顔で働いています。
まあ接客業なので当たり前なのですが、それでも私は笑顔で働けるこの職場をとても気に入っているのです。
周りの目とか気にしてたら生きられない
誰の人生を生きているのか
公務員を辞めてアパレル店員になるときに、周りから何か言われなかったのか?と思われる方もいるかもしれません。
結論を言ってしまえば「言われたかもしれんが、覚えてない」という感じです。
覚えてないというよりは、気にもとめていなかったから記憶にすら残っていないのだと思います。
大切なのは「周りからどう思われるか」ではなく、「私はどうしたいのか」です。
私は公務員を辞めると自分で決めていたので、もはや他人の意見とか聞く耳を持っていなかったのかもしれません。
だって、私たちは他人ではなく自分の人生を生きているのだから、他人からどう思われるかってそんなに重要なのかなと私は思うのです。
他人からどう思われるかを気にして物事を考えている時点で、それはもう自分ではなく他人の人生を生きていると思うんです。
自分の人生の責任は自分で取っていくことが大切だと思います。
人生の選択はコイントスで決めても幸福度は変わらない
これはいつか読んだ本に書いてあったのですが、「人生の選択はコイントスで決めても幸福度は変わらない」らしいのです。
つまり、「何を選ぶか」はそこまで重要ではなくて「選んだ先でどう行動するか」が大切なのだと思います。
だから何を選択するか悩むことにエネルギーを使うのではなく、まずは選んでそれからどう動くかを考えた方が幸福度は高くなるのかもしれません。
転職するかどうかで悩んでいる人は、いっそコイントスで決めてしまうのも面白いかもしれませんね。
毎日楽しく生きている人が最強
私は公務員を辞めてアパレル店員になったことを1ミリも後悔していません。
それどころか、この決断をした自分を誇りに思っています。
公務員時代には知り得なかった沢山の「楽しい」を知れたからです。
これからも自分が笑顔になれる選択をし続けていけたら最高だなと思います。